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関取70人の出身地を数えてみた。海外出身は16人、関取がいない県は20県

秋場所の関取70人の出身地は、モンゴルが11人でいちばん多く、海外出身は16人。日本の関取は27都道府県から出ていて、20県はゼロ。九州場所で注目したい九州出身の関取9人も紹介します。

土俵に上がるとき、呼出しさんが呼ぶ「出身地」

取組の前、場内アナウンスで「〇〇県出身、〇〇部屋」って紹介されますよね。最初は聞き流していたけど、だんだん「あ、この人も熊本なんだ」「また大阪だ」と気になるようになってきました。

そこで、秋場所の番付にいた関取70人の出身地を、全部数えてみました。

【写真:会場外(国技館の幟/番付表など)】

【手書きメモ】70人中、海外出身が16人!

【ふきだし】関取がひとりもいない県が、20もあるの!?

【用語カード】出身地(しゅっしんち)

力士が番付に登録している出身地のこと。生まれた場所ではなく、育った場所を登録している力士もいます。場内アナウンスや番付表、NHKの中継でも紹介されるので、応援するときの手がかりになります。

気になって数えた(1)出身地ランキング

【データカード】

出身地

人数

力士(*は十両)

モンゴル

11人

豊昇龍、霧島、欧勝馬、朝白龍、千代翔馬、寿之富士、出羽ノ龍*、旭海雄*、玉鷲*、阿武剋*、玉正鳳*

大阪府

5人

豪ノ山、宇良、朝紅龍、朝翠龍、一意*

東京都

5人

王鵬、翔猿、羽出山*、東白龍*、日翔志*

千葉県

4人

琴櫻、琴勝峰、琴栄峰、隆の勝

熊本県

4人

義ノ富士、藤青雲、正代、佐田の海*

福島県

4人

若元春、若隆景、白熊*、丹治*

石川県

3人

大の里、炎鵬*、輝*

静岡県

3人

熱海富士、翠富士*、時不動*

埼玉県

3人

大栄翔、阿炎、栃大海*

出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)番付検索。令和8年9月場所の番付にいた関取70人(幕内42人・十両28人)

【手書きメモ】千葉の4人は、全員が佐渡ヶ嶽部屋の「琴」!

いちばん多かったのはモンゴルで11人。日本の都道府県では、大阪と東京が5人ずつで並んでいました。おもしろかったのは千葉の4人で、琴櫻・琴勝峰・琴栄峰の3人は、千葉県松戸市にある佐渡ヶ嶽部屋の力士。部屋のある場所と出身地が重なっていることもあるんですね。

気になって数えた(2)地方別と、海外出身

【データカード】

地域

人数

関東

17人

海外

16人(モンゴル11、ウクライナ2、ロシア1、カザフスタン1、中国1)

中部

10人

九州・沖縄

9人

東北

9人

近畿

6人

北海道・中国・四国

各1人

出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)番付検索。令和8年9月場所の関取70人

関取の4〜5人に1人は海外出身でした。大関の安青錦はウクライナ、狼雅はロシア、金峰山はカザフスタン、十両の大青山は中国。モンゴル以外の国からも、関取が出ているんです。

気になって数えた(3)関取がいない県

日本の関取54人の出身は、47都道府県のうち27都道府県。残りの20県からは、今は関取が出ていませんでした。

【データカード】

関取がいない県(20県)

秋田、群馬、新潟、福井、岐阜、三重、滋賀、兵庫、奈良、和歌山、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、高知、佐賀、大分、宮崎

出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)番付検索。令和8年9月場所の関取70人

【手書きメモ】中国・四国地方は、関取がたった2人!

特に少ないのが中国・四国地方で、鳥取県の伯乃富士と、愛媛県の風賢央(十両)の2人だけ。いま開催中の秋巡業は、滋賀・兵庫・岡山・広島・山口と、関取がいない県をたくさん回っています。地元の関取がいない地域の人にとっては、巡業が力士に会えるいちばんの機会なのかもしれません。

九州場所で注目したい「九州の関取」

次の九州場所は福岡。九州・沖縄出身の関取は9人いました。

  • 福岡県:嵐富士(十両)
  • 熊本県:義ノ富士、藤青雲、正代、佐田の海(十両)
  • 長崎県:平戸海
  • 鹿児島県:明生(十両)
  • 沖縄県:美ノ海、嘉陽(十両)

地元出身の力士への声援は、ひときわ大きくなります。九州場所に行くなら、この9人の取組で会場がどう盛り上がるかにも注目してみてください。

次に行く人へ

【まとめ枠(墨ベタ)】

  • 場内アナウンスの「〇〇県出身」を聞いて、自分の地元の力士を探してみてください。1人見つかると、応援が一気に楽しくなります。
  • 地方場所では、その地方出身の力士への声援がいちばん大きくなります。
  • 地元に関取がいない人は、巡業がチャンス。近くの会場の日程をチェックしてみてください。

※この記事の数値は、筆者が自分で調べて数えたものです。正確とは限りませんので、ご了承ください。