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11勝1敗の横綱に、大関が2日続けて土をつけた。霧島と琴櫻がつくった千秋楽の相星決戦

11勝1敗の大の里に、13日目は霧島、14日目は琴櫻が勝った。2人の大関の白星で、千秋楽は安青錦との相星決戦に。

このまま決まっちゃうと思ってた

秋場所の12日目が終わったとき、横綱の大の里は11勝1敗。前の日には藤ノ川を、12日目には熱海富士を破って、もう誰も止められない感じでした。正直、「今場所はこのまま大の里で決まりかな」と思っていました。

でも、そこから2日間、空気が変わりました。

13日目。相手は大関の霧島。霧島はここまで6勝6敗で、勝ち越しがかかった苦しい場所でした。その霧島が、下手投げで大の里を転がしたんです。

14日目。今度は大関の琴櫻。琴櫻は土俵際で体をかわして、突き落とし。大の里は2日続けて大関に負けました。

【写真:会場外(国技館の幟/番付表など)】

【手書きメモ】13日目 霧島○ 下手投げ/14日目 琴櫻○ 突き落とし

【ふきだし】大関、意地見せた…!

大関って、横綱のすぐ下で、勝ち越せないと地位が危なくなる立場。成績だけ見ると、霧島も琴櫻も今場所は序盤は良かったですが、終盤はいいとは言えませんでした。それでも、横綱の前では負けないぞっていう気持ちが、取組から伝わってきた気がします。

2つの黒星で、千秋楽が「決戦」になった

この2日間で、優勝争いがひっくり返りました。大の里が2つ負けているあいだに、大関の安青錦が追いついて、14日目を終えて2人とも11勝3敗。千秋楽は、大の里と安青錦の直接対決になったんです。

【用語カード】相星決戦(あいぼしけっせん)

千秋楽に、同じ成績で優勝を争う2人が直接対戦すること。勝ったほうがそのまま優勝になります。最後の一番で優勝が決まるので、いちばん盛り上がる形のひとつです。

千秋楽、大の里は突き出しで安青錦を破って12勝3敗。6回目の優勝を決めました。でも、13日目と14日目に霧島と琴櫻が勝っていなかったら、大の里はもっと早く優勝を決めていたはず。最後まで目が離せない場所にしたのは、2人の大関だったと思います。

気になって数えた

【データカード】

日目

大の里の相手

結果

大の里の成績

11日目

関脇・藤ノ川

○ 寄り切り

10勝1敗

12日目

関脇・熱海富士

○ 下手出し投げ

11勝1敗

13日目

大関・霧島

● 下手投げ

11勝2敗

14日目

大関・琴櫻

● 突き落とし

11勝3敗

15日目

大関・安青錦(11勝3敗)

○ 突き出し

12勝3敗(優勝)

出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)取組検索、2026年9月場所

【手書きメモ】11勝1敗から2連敗 → 千秋楽に相星決戦!

ついでに、これまでの対戦成績も数えてみました。

【データカード】

対戦

通算(今場所まで)

大の里 対 霧島

大の里の10勝2敗

大の里 対 琴櫻

大の里の9勝4敗

出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)取組検索

【手書きメモ】霧島は2場所続けて大の里に勝ってる!

どちらも大の里が大きく勝ち越している相手でした。特に霧島は12回で2勝しかしていないのに、その2勝は先場所と今場所。苦手な相手に、2場所続けて勝ったことになります。

霧島は最後に8勝7敗で勝ち越し、琴櫻は9勝6敗。数字だけ見ると目立たない成績だけど、優勝争いをいちばん面白くしたのは、この2人の白星でした。

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【まとめ枠(墨ベタ)】

  • 終盤の横綱・大関戦は、成績に関係なく見逃さないで。大関が横綱を倒すと、優勝争いが一気に動きます。
  • 14日目が終わったら、上位の成績を並べてみてください。千秋楽に相星決戦があるかどうかで、最終日の楽しみ方が変わります。
  • 成績がよくない大関の一番こそ、意地が見られるチャンスです。

※この記事の数値は、筆者が自分で調べて数えたものです。正確とは限りませんので、ご了承ください。